知的に騒がしい-ギャラリー册-

富田勝彦 小作品展

富田勝彦_S 錦秋に潜む『白虎』

四方空間を囲むように構成されたシリーズ全4作の中から、西面のための作品『白虎』を展示します。タイトルだけでなく、作品モチーフとして虎を描いています。さて……虎はどこに潜んでいるのか、探してみませんか。

タイトル『白虎』
(天地4段、左右6列 全24枚1作の“ユニット絵画”)

<作品紹介>
1996年個展「宴」で初公開した本作は、1999年個展「光と影Ⅱ-秋宴」の展示以来、実に15年ぶりの公開になります。アクリル絵具の表現は今日のものと大きく違っていますが、空間をグリットと考え分割構成す

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册 ワインサロンのご案内

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『日本ワインの風景』
~造り手が語る葡萄畑の未来~

那須高原の冷気に身が引き締まる季節となり、庭内の楓も色づき始めました。
二期倶楽部をご愛顧頂いている皆様へ「ギャラリー册」にて統括ソムリエの金子猛雄よりワインサロンをご案内いたします。
土曜日の昼下がりに日本の希少なワインを楽しみながらブドウ畑の風景を思い浮かべてみてはいかがでしょうか。
12月以降は造り手の方を招いて交流いただける会を予定しております。

第1回 10月18日         今年ニューリリースのワイン
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册塾・第三弾・連続講座 『古事記』

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『古事記』の中には、わたしたち日本人の心身の古層が描かれています。
この古層的心身は、現代社会の荒波の中に生きる私たちに、どこかに置き忘れてしまっていた「懐かしい生き方」を教えてくれます。

『古事記』の中でも神話的色彩の強い上巻を中心に読みながら、私たちの心身の古層を読み解き、それが私たち現代人にどのような意味を持つのかも考えていきたいと思います。古文や漢文が苦手でもまったく問題ありません。声に出し、時には体を動かしながら、身体的に読み解いていきます。

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Restaurant Literature 読むレストラン

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1933、昭和モダンの詩人たちの食卓

「食べるアール・デコ」+新見隆のコラージュ、スケッチ -芙美子、翠、賢治、潤一郎、足穂、さらには、ガートルード・スタイン、デューナ・バーンズ

ギャラリー册、初夏の五感の展覧会は、詩人たちの食卓です。昭和モダンの詩人たちの、溌剌とした生、彼らの生き生きしたヴィヴィッドな文章に、美味しい匂いを嗅ぎ、空想し、想像し、しまいには、どうしても、食べたくなって、広尾二期やら、那須の二期倶楽部の、ご馳走に走り出すこと請け合いの、痛快展です。

1933(昭和8年)、世はモボ、モガに溢れる都

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森羅万象ミクロコスモス

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ルリユールは、一般に、フランス、ベルギーを中心にした、伝統的な皮革製本を指すものと理解されていますが、日本でのヨーロッパ文学や、美術の愛好家のあいだでは、その精緻で繊細な職人的技術の粋と、未製本の仮綴じ本を、自らの好みで、自在かつ奔放に装幀すべく発注する愛書家への崇拝や尊敬から、長く、憧れの的でありました。

グループ Les fragments de M (レ・フラグマン・ドゥ・エム)は、ルリユールの先駆的な紹介者、栃折久美子さんの薫陶を受けた第二世代として、現在の日本のルリユールを牽引する、中堅作家で形成されるグループです。

現代工芸と、

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羽原肅郎先生のワークショップを終えて

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無の機能性を考える庭のほうへ  ― 羽原肅郎先生、禅とモダニズム講義譚

[行間=心、を広くとることがまず、第一なんだ!]
元より、理論より勘の人間で、性格がおおざっぱということもあって、至極細かいことは残念ながら覚えていないのだが、やはり、羽原先生のレイアウト講義(というか、これこそが、僕らキュレーターにとっても、モノの配置の妙をはかる肝要なる妙味の、秘技的部分を内部構成するものであって)の始まりのポイントは、やはり僕じしんもこうしていつもキーボードで書いていても気をつけている、「行間をきちんと広くとる」ということだった。

しか

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「3.11 Nuclear Crash以降の生き方を探る」@册塾

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册塾・第一弾
『3.11 Nuclear Crash以降の生き方を探る』

昨年の震災に続く原発問題には、多くの日本人をはじめ、世界の人々が、この現実を目の当たりにし、図り知れない力に畏れを抱きつつも、このままではいけないと痛感させられました。そして、原発の仕組みや、近代の資本主義の在り方、エネルギー問題などの、たくさんのことを改めて考えたのではないでしょうか。
震災後、1年を迎えようとしている今なお、収束していない福島の諸問題。各地に多くの原発を抱える私たちが、どのようにこの問題を捉え、生きていくべきかを、「原発の

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